ABAは自閉症をはじめとする発達障害の症状(適応状態)改善に効果がある心理療法です

当研究所は埼玉の特別支援教育、なかでも知的障害特別支援学校において、ABA(応用行動分析学)に基づく指導・支援の普及と発展を目指して、研修(学習会)やコンサルテーション(相談業務)を行う組織として発足しましたが、現在はセラピストの訓練・実地研究と社会貢献を兼ねて、ABAの原理や技法に基づく家庭訪問個別セラピーの施行を中心に活動しております。

ご案内

お問い合わせは、所長(セラピスト兼務)の鈴木康之(公認心理師・特別支援教育士)までお願い致します。
E-mail:19570830yasusan@gmail.com

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  • 研究同人を募集中です。お申込み・お問合せは、19570830yasusan@gmail.com、080-3913-6733までお願いします。

ABAセラピー(無料モニターへの応募があったので、新規募集は一旦締め切ります)

【セラピー実績】※基本的にリアル(対面)セラピーを行なってきました。

 これまでに6家庭7人のお子さん(内訳:2歳男児2人、3歳女児3人、4歳男児1人、5歳男児1人)に対して、週1回の家庭訪問個別セラピー(内訳:さいたま市内4件、草加市内1件、上尾市内1件)を実施してきました。
 現在は、そのうち4件が中断、2件は以前よりの継続中、4月より新規で2件(上尾市内:2歳男児、さいたま市内:2歳男児)が始まったという状況です。更にこの間単発で、保護者自身が行なっているセラピーに対するコンサルテーション2件(5歳男児1人:新座市内、1歳男児1人:さいたま市内)もお受けしました。

 このコンサルテーションにおいては初回の家庭訪問の後、家庭での保護者によるセラピーの様子を撮影した動画や質問をLINEで送ってもらい、それに基づいて私がコメント(アドバイス)を返すという新しい形態で試行してみました。
 このようなやり方は、① 感染症予防の観点、② 訪問にかかる時間や費用を省くことができる、③ いつでもどこからでも返答できる、といったメリットがありましたが、一方でいくつかのデメリットもあったため、それらを総合的に判断して新たに「Zoom」を使ったリモートセラピー(テレヘルス)に切り替えることに致しました。

 このテレヘルス(オンラインセラピー)ですが、ご自宅にZoomをインストールしたPCかタブレットを設置してもらった上で、① 保護者がお子さんに実施しているセラピーの様子を写してもらい、セラピストがその場で即時に指示を出したりアドバイスを行う、あるいは画面越しなので実行できる課題は限られるものの、② ご自宅・セラピスト双方の画面上でお子さんとセラピストが対面してセラピー(やりとり)を行う、といういずれかの形態を採ります。
 推奨環境はできるだけ画面が大きく、処理速度の速いPCもしくはタブレットを、通信速度のできるだけ速い回線に接続することですが、4G電話回線のスマホでも双方向のやりとりなど一部の機能は実行可能です。
 4月からは基本的にリアル(対面)セラピーに移行していきますが、感染が心配とか遠方であるなどの理由により、この新しい試みに参加されたい方・試されたい方はお気軽にご一報下さい。

 さて、セラピーの成果ですが、長く継続しているお子さんですと1年半以上にわたり50回程度実施してきておりますが、このケースの場合、① 最初全くの無発語だったものが応答的・自発的ともに言語表出が増えてきた、② コンプライアンス(指導者の指示に応える姿勢)が悪くセラピーをやってもすぐに癇癪を起こして崩れていたものが、現在では50分間程度は連続して与えた課題に取り組めるようになった、③ マッチング・動作模倣・音声模倣・音声指示を中心にできる課題が増えてきた、など顕著な成長が見られています。
 この行動変容について、明確なデータ収集やビデオ録画を行ってきたわけではありませんが、保護者の目の前でセラピーを実施してきて、その変化を実際に確認してもらいながら進めているので、決して主観的なものではありません。
 因みに客観的な事実(データ)を示すと、このお子さんの場合、初期(3歳当時)には知能検査(セラピストが施行した田中ビネーⅤ)がとれない(1歳級の通過が難しい)状態でしたが、セラピーを続けて1年9か月後に療育手帳取得のため児童相談所で正式に知能検査(おそらく田中ビネーⅤ)を受けたところ、IQ50台(詳細は非公開)まで伸びており、「軽度」判定が下りました。

 一方で短い場合ですと、成果が出る前に僅か2回で中断してしまったケースがあるのも事実です。中断した4件では、次回の予約を待っていても連絡が来なくなり、そのまま“立ち消え”になったケースが最も多いです。いずれも正式に口頭等での申し出で断られたわけではないので、中断の理由は定かではありませんが、「見込んでいた程の成果が出ない」というものが一番多いと感じています。更に「無料である」、それゆえに「正式な契約を結んでいない」といった“気軽さ”も背景にあると思われます。
 当方としては、“来る者は拒まず、去る者は追わず”というスタンスでやっていますので、何となく“立ち消え”になっても損失はないので構わないのですが、正直言って気持ちの良いものではありません。やはり社会人たる者、断るならきちんとその旨を表明してほしいと思っています。

【新規追加募集】※土日枠4件が埋まったので、一旦締め切ります。

 ABAの原理や技法に基づく家庭訪問個別セラピーを希望するご家庭を、下記の要領にて2019年10月21日より募集し始め、4家庭5人のお子さんを受け入れてきましたが、1家庭1人のお子さんのセラピーが中断したため、2020年3月24日から1家庭限定で追加の再募集をしておりました。
 ところがその後、新型コロナウイルスに係る緊急事態宣言が発令されたため、新規追加募集も既存のセラピー実施も休止しておりました。なおその後コロナ禍が一旦沈静化したため、セラピーにつきましては2020年6月から再開しておりましたところ、2021年1月に再度の緊急事態宣言が発令されたために、現在のところセラピー及び新規募集ともに中止しております(代わりにテレヘルスを行い始めたことは前述しました)。
 一度目の休止期間中にも2件の新規応募があったため、表向きの新規追加募集は一旦締め切りましたが、「どうしてもセラピーや心理検査を受けたい」という場合には単発のコンサルテーション等なら受けることができるかもしれませんので、一応ご相談だけには応じております。その場合も個別相談となりますので、まずはメール(19570830yasusan@gmail.com)か電話(080-3913-6733)にてお問い合わせ下さい。
 なお、発信者が特定できない電話には基本的に出ないことが多いので、メールでのコンタクト(24時間可)を優先でお願い致します。どうしても電話を使う場合は数コールで自動的に切り替わりますので、お名前を名乗った上で留守電サービスにメッセージを残して頂くことをお勧め致します(留守電メッセージは後程確認致します)。
 受けたメールやメッセージには、折り返しメールか電話にて、できるだけ速やかにお返事を差し上げます。その場合、留守電サービスにメッセージが残っていない着信電話では発信者が特定できないため、メールの方が確実に返信できます(メールの着信はこまめにチェックしております)。

【募集要項】※現在、募集は終了しておりますが、今後のキャンセルに備えて、参考までに載せておきます。

 セラピーの対象年齢は就学前は2歳以上から、就学後は7歳以下までを基本(上限はコンサルテーションに限って18歳まで)とし、発達障害や知的障害を抱えるお子さん(未診断で障害の疑いがある場合も含む)で、男女は問いません。障害の状態や発達の遅れが比較的重度(具体的には、知的障害特別支援学校が適のお子さん)であっても対応できます。
 お子さんの状態を見させて頂いた上で、「障害や遅れの程度が重い」「問題行動(行動問題)が多い」といった、お子さんに帰属した理由(根本的な帰属の誤り)で引き受けをお断りすることはありません。“どんなお子さんでも選り好みしない”、“手がかかるお子さんほどやりがいがある”というのが、当研究所のモットーです。
 セラピーの頻度は週1回程度(隔週になる場合もあり)のいわゆるlow intensity(低密度介入)で、基本的に土日どちらかの午前か午後に実施します。なお、低密度介入でも一定の効果(何もやらないよりは、少しでもやった方が伸びる可能性があるということ)は実証されておりますので、ご安心下さい。
 1回あたりのセラピー時間は、お子さんの状態や課題の内容によって変動します(30〜90分程度の幅)。例えば、セラピー開始当初はどうしても短めになってしまう傾向がありますが、お子さん・セラピスト双方が慣れるにつれて徐々に長くなっていきますので、ご安心下さい。
 訪問地域はさいたま市内及びその周辺で、多くの教材教具を運搬する都合上、車で通える範囲内となります(さいたま市見沼区・七里駅付近から片道1時間以内が一応の目安)。また、駐車場の確保もお願いします(近隣のコインパーキング利用可)。
 セラピー費用は当分の間、無償で行います(一応の目途は2022年3月末まで)が、2022年4月以降はその時点でセラピストの本業がセラピー専業になるなど就業状態の変化によっては、有償に移行することがあります。その場合のセラピー料金については改めて相談することとなり、正式な契約を結び直しますのでご安心下さい。
 来年3月までの無償期間におきましても、交通(ガソリン代や駐車料金、場合によっては高速料金)や教材(個人で消耗してしまうもの)に関する費用が発生した場合は、それに係る実費をご負担願います(一応の目安として、ガソリン代は車の燃費から算出して、セラピー1回ごとに距離10kmあたり150円程度。教材費はセラピスト所有のものを使うことが多いので、実際にはこれまでかかったことはありません)。
 さらに、必要に応じて知能検査(田中ビネーⅤ、WPPSI-Ⅲ、WISC-Ⅳ、KABC-Ⅱ)や発達検査(新版K式、KIDS)、TEACCHアセスメント(PEP-3、TTAP)などの諸検査を保護者の同意を得た上で実施することがありますが、これらは研究所所有の検査用具を使うため、全て無償で行います。
 諸検査の施行だけを希望される場合もお受けすることはありますが、その場合は個別相談となりますのでお問い合わせ下さい。なお、希望されたからといって、その全てに応じられるわけではなく、必要性が明確で検査することに意味がある場合にのみ行います。さらに、お子さんによっては発達の遅れや不適切行動があるという理由で検査自体がとれない場合もありますので、あらかじめご承知おき下さい。
 なお、セラピーや検査の申込みにあたっては、メニューにある「セラピーにおける感染予防策」をご覧になり、十分にご理解ご納得の上でお申し込み願います。これは、お子さん(ご家族も含めて)・セラピスト双方の安心安全を確保するための、これからの「新しいセラピー様式」(「新しい生活様式」に倣って)と考えております。
 また、当研究所はどのようなケースにも全力で真剣に対応しておりますので、「無償だから、試しに申し込んでみよう」(いわゆる“ひやかし”)というのはご遠慮願います。よくあるのは、コンタクトを取ってきたにも関わらず、初回面接(インテーク面接)の予約さえ無断でキャンセルするケースです。効果的なセラピーの基盤は、お子さん及び保護者とセラピストの信頼関係にあることをご理解下さい。
 なお、以上のことは実際にセラピーを開始したのちに、「考えていたものと違う」「成果が見られない」等の理由でキャンセルすることを妨げるものではありません。無償期間中は正式な契約ではないので、いつでも断って頂くことは自由です。
 ただし、ABAセラピーは「切れ味よく、比較的短期間で効果が見られる」手法ではあるものの、より良くなるまでに回数・時間ともかなりかかるケースも存在するので、早々に諦めてしまうのは得策とは言えないと考えています。
 また、前述したように断る場合には、何となく“立ち消え”にするのではなく、正式に口頭、メール(LINE)、手紙などの手段を使って申し出ることをお願いします。

【セラピーが無償の理由と仕組み】※現在、募集は終了しております。

 当方(所長兼セラピスト)は現在、本業(教育公務員)を持っております。教育公務員は原則として兼業で収入を得ることができません。また、余業に関しては現実的に、本業のない土日限定でしか活動できません。
 しかし、セラピーというものは実際にお子さんを相手に続けていないと、どんどん“腕が鈍る”ものなのです。ところが、学校現場ではいろいろな縛りがあって、思うようなセラピーが進められないという現実もあります。
 そこで、「お子さんを教えながら、自分自身が学ばせてもらう」というスタンスで、細々と個人的に職場外で家庭訪問セラピーを行なっているのです。それでも、一定の安定した収入は保証されているので、生活に困窮することはありません。こうしてセラピー自体は無償であっても、収入以外の面でセラピストとして得るものは大いにあり、自分自身とお子さんにとって“一挙両得”という構図が成り立っているわけです。
 ということで、この無償セラピーは純粋な「社会貢献」とか「ボランティア」という精神からだけではなく、セラピストの力量向上を目指した「訓練」や臨床現場における「実地研究」から行なっていることもご承知おき下さい。もちろん、障害を抱えた子どもたちが十分に恵まれたとは言い難い療育・教育環境に置かれていることは、日々の本業における経験から重々承知しております。それゆえに前述した通り、本業と等しく無償だからといって「適当にやる」(手抜きをする)ということは一切ありませんので、安心してほしいと思います。
 以上の理由と仕組みを十分にご理解頂けた方だけが申し込んで下さることを期待しております。
 
※2021年4月25日更新

ABA学習会(研究同人を募集中です)

 2018年12月から県内特別支援学校の先生方が集い、各所属校を会場にABA学習会を続けてきましたが、コロナ禍の影響で2020年2月の第7回を最後にしばらく中断していました。その後、再開の見通しが立たないため、2020年6月を以て一度仕切り直すことにしました。
 内容的には、これまでテキスト輪読や関連するプレゼンを主な活動としてきたものを、今後は明日からの実践に即役立つものにしていきます。具体的には、知的障害や発達障害のある子どもに対する「ABAセラピーのやり方の実地研修・理論研究」、「不適切行動の解決策の立案と実行」、「適切な行動(スキル)を増やす方法の実地研修・理論研究」の3本を主な柱にして、学習会を進めていきます。
 さらに当研究所創設の経緯から、これまでメンバーは県内特別支援学校教員だけだったのですが、これからは教員以外にも、ABAセラピーなど上記内容に興味関心をお持ちの保護者の皆さんや教育以外の分野(例えば、福祉や労働、医療)に携わる方にも広く門戸を開放していきます。また、オンライン会議システムが一般的になってきましたので、地域も埼玉県内に限定しません。
 このような趣旨の学習会に興味・関心をお持ちの方はどなたでもお気軽に、メール(19570830yasusan@gmail.com)か、電話(080-3913-6733)にてお申し込み、あるいはお問い合わせ下さい。お待ちしております。

※2020年6月4日更新

ABA学習会スケジュール(未定です)

  •  県内特別支援学校を会場にして、これまで7回ほど学習会を催してきましたが、コロナ禍をきっかけに長きに渡り中断してしまいました。今後の再開の見通しも立たないことから、一度仕切り直すことに致しました。
     そこで今後新たに研究同人を募集して、学習会の内容も刷新することにしました。具体的には、これまではテキストの輪読を中心に行なって参りましたが、今後はより実践的な研修・研究を進めていくことにします。例えば、ABAに基づく子どもへのセラピーのやり方を学ぶとか、子どもの示す不適切な行動の解決策を考えるなど、即実践に役立つ内容を取り上げていきます。
     学習会の形式はこういう時節柄でもあり、また会員が日本全国各地に分散していることから、少なくとも当面の間はZoomを使ったオンラインで進める予定です。
     このような趣旨に賛同される方はどなたでも研究同人になることができます。オンライン形式ですので、日本全国どちらからでも参加可能です。
     詳しいことを知りたい場合や研究同人として参加したい場合は、メール(19570830yasusan@gmail.com)か、電話(080-3913-6733)でお気軽にお問い合わせ下さい。研究同人が集まり次第、新たな学習会を開始致します。

    ※2021年1月30日更新

行動コンサルテーション

ABAは自閉症をはじめとする発達障害の療育・教育に効果的というエビデンスがある心理療法の一つです。当研究所では、お子さんの不適切な行動が多い、適切な行動が少ないといった行動面の諸問題の解決を目指した相談に積極的に乗っております。特に、学校教育においてうまく行っていないといったケースについては、長年の特別支援学校勤務の経験を活かして、既存の学校文化に適合しながらABAに基づく指導・支援を上手に進めるノウハウを持っております。また、ABAに関する講演等も受けております。いずれも無料です。メールや電話にてお気軽にご相談下さい。

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